世界地図は夜作られる
男のオネショについて、あんな事こんな事(体験談や思い出等)を語り合いましょう。ゲイ表現が含まれていますのでご注意ください。
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「オネショの王子様」(第3回)
noriさんから小説「オネショの王子様」の続きが送られてきましたので、さっそくアップいたします。noriさんから「前回から間があいてしまいすみません、tetsuyaさんに負けないようにがんばりますのでよろしく」という伝言がありました。ちなみに前回はこちらです。

「オネショの王子様」(第3回)(noriさん作)

涼介がマンションに戻ると、隼士が心配そうな顔で出迎えた。
「涼介、どうだった? うまくいった?」
「初めてにしては、問題なかったんじゃないかな。」
「お客はどんなヤツだったんだよ。」
「二十過ぎの小太りのオタクっぽい男だった。」
「そんで、どうなった?」
「部屋に入って、いろいろ話して、それからお客がシャワーを浴びている間にベッドに防水シーツとかをセットして準備して、それから寝たんだ。そんで、翌朝お客が起きてる気配で目が覚めたけど、そのあと寝たふりしたまま思い切りションベンを漏らした。」
「そうしたら?」
「なんかお客は俺が急にオネショを始めたから、すげえ喜んでた。」
「それで終わり?」
「俺がオネショで股間をグショグショにしたら、お客が急にそこに顔を押し付けてきて、自分のをシコり始めた・・・」
「うんうん、それで?」
「そのお客、すげえ早漏でさ、すぐにパンツの中にイッちゃったみたい。そんでイッちゃったら急にもう用はありませんみたいな感じで、仕事の終わりを告げられて、服を着て帰ってきた。」
「なんかかすかにションベンの臭いがすると思ったら、涼介まだシャワーも浴びてないんだ・・・」
「やっぱ臭う? 俺そんなんで電車に乗ってきたんだ、なんかハズい・・・」
「ほんのちょっとだから、電車なんかじゃわからないんじゃないかな。」
「そうかな、とりあえずシャワー浴びてくるよ。」
涼介はシャワーでオネショの臭いをていねいに洗い流した。着替えも済ませて涼介はやっと仕事から解放された気がした。
「涼介さあ、仕事終ったばかりで悪いんだけど、もう一件依頼が入ってるんだ、それもオネショの王子様の方・・・」
「ええっ、またオネショの王子様のほうなんだ・・・」
「意外に人気あるんだよね・・・」
「なんかちょっと不思議だよね。」
「まあ、オネショの王子様って他にやってる奴がいないのかもね・・・」
「確かにコアな趣味だもんね。」
「また涼介、行ってくれる?」
「もちろんいいよ。」
「添い寝男子の方の依頼が来ないと隼士の出番が来ないね・・・」
「まあ気長に待ちましょう・・・」
そして思い思いに一日を過ごしていると、午後になってケータイに電話が入った。
「もしもし、添い寝男子、隼士です。」
「インターネットで知ったんだが、どうやって頼めばいいのかね。」
「はい、この電話でお申し込みいただけます。ご希望の日時と、お伺いする場所、連絡先を言っていただければいいですが・・・」
「今夜はあいとるのかね。」
「はい、お受けできます。」
「そうかね、それでは頼もうか。」
「ありがとうございます、それでサービス内容はどういたしましょうか?」
「添い寝以外のオプションはほんとうに頼めるのかね?」
「オネショの王子様のオプションならば、喜んでお受け出来ます。」
「そうかね、オプション付きで頼む。条件はチラシにあったとおりでいいんだろうね。」
「もちろんです。それでは今夜お伺いする場所をお願いいたします。」
そのあと隼士は必要なことをお客と打ち合わせて電話を終えた。
「隼士、依頼の電話だったんだ。」
「うん、それもオネショの王子様の方・・・」
「どうする、後の依頼の方は隼士が行く?」
「そうしなきゃしょうがないだろうね・・・」
「隼士、オネショなんかできるの?」
「それなんだよね、添い寝だけならいいんだけど、オネショとなるとちょっと心配・・・」
「そうだよね、オネショの王子様の方は俺だけでさばききれるくらいの依頼しかないと思ってたもんね・・・」
「まあ、もう依頼を受けちゃったんだから、やるしかない・・・」
「隼士、ホントにできる?」
「なんとかなるでしょう、俺だってオネショの経験ないわけじゃないから、昔を思い出してやってみるよ。」
「でも慣れないとなかなか布団の中でオシッコ出てこないよ。」
「そうなんだ、心配になってきた・・・」
「じゃあ、隼士、練習してみる?」
「練習って?」
「だから、いちど布団に寝てオシッコ漏らしてみるんだよ。」
「うへっ、そんなことするのか・・・」
「だって、もう依頼を引き受けちゃったんでしょう、もしも依頼先でできなかったらどうするんだよ・・・」
「確かにこれからのことを考えると失敗できないしなあ・・・」
「それに、隼士も依頼先で防水を頼まれたら、いろいろセットしなきゃならないよ。」
「そうだね、涼介、防水のセットの仕方教えてよ。」
涼介は布団に防水シーツを広げ、その上に吸水パッドを敷き、さらに普通のシーツを掛けた。
「これで防水はだいじょうぶだよ。」
「わかった、これならできそうだ。」
「じゃあ、隼士、寝転がって・・・」
「涼介はどうするんだよ、そんな上から見てられたら、出るものもでないよ。」
「じゃあ、いっしょに横に寝るよ。」
「そんで、この状態でするのか?」
「隼士、オシッコ溜まってる?」
「さっきからトイレに行きたいのガマンしてた。」
「それなら、できるよ。」
「なんか寝てると、出そうとしても出てこないもんだね・・・」
「じゃあ、目を閉じて、自分がトイレにいるとイメージして・・・」
「うん、俺はトイレで便器の前に立って、チ○コを取り出して、オシッコをし始める・・・」
「そうそう、うわっ、オシッコ出てきたじゃん。」
「うわっ、出てる出てる、オシッコが止まらない・・・」
隼士の股間からジョーっという音がしてションベンが溢れ出していた。ションベンは滝のように流れ落ちて、シーツを濡らしていった。
「うわっ、オシッコがすげえ漏れてる、パンツがグショグショになっていく・・・」
「隼士、ちゃんと出たじゃん、すげ・・・」
「全部出しちゃっていいのか?」
「いいよ、どうせなら全部出しちゃいなよ・・・」
隼士のションベンはいつまでも出続けてシーツの上に黄色い世界地図を広げていた。
「ああ、全部出た・・・」
「隼士、すげえ出たね。」
「うへっ、しょんべん臭い、でもちょっと懐かしいような臭い・・・」
「オネショの臭いだよね・・・」
「なんか昔を思い出す・・・ 濡れたパンツが気持ち悪くなってきた。」
「だって隼士、すげえオネショするんだもん、でもこれならお客さんも喜ぶと思うよ。」
「俺、もうだめ、ちょっとシャワー浴びてくる。」
隼士がバスルームに消えた後、涼介は隼士のオネショの後を手で触ってみた。まだ少しぬくもりが残っていたが、ものすごい濡れ方だった。そしてものすごいオネショの臭いが涼介の鼻をついた。このくらいできるのなら、依頼先でもだいじょうぶだろう。
そして夜になって、涼介と隼士はそれぞれの仕事先に出かけたのだった。

テーマ:GAY - ジャンル:アダルト

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